状況を変えたくて再びツイに糸口を求めた人の話
垢無しでツイッタランドを見て回っていたのも束の間、また取得したくなった。
当時、嵌まっていた漫画のイラストが溢れていて本当に楽しく、自分もそちらへ行きたくなった。
前回は日常雑多垢で特に来る者拒まずなのが失敗だったと思い、絵描き垢を作ることにした。
そうすれば相手もフォロー前に考えるだろうし、自分みたいにお絵描きを頑張りたいと思う人はフォローしてくれるかもと思った。
今は自分の子供時代と違い絵を描けるようになる為のヒントがたくさん溢れている。
動画のおかげで水彩画にも気軽に挑戦できた。思ったより上手に描けてうちの人も驚いていたし、それを見てちょっといい絵具をプレゼントされて本当に嬉しかった。
そうして楽しんでいたけど、、、
絵を描くのは兎に角、時間がかかる。
数日描いているとこんな事にこんなにも時間を使っていいのだろうか?とすら思うことが多くなった。その上、絵はなかなか上達しない。自分の絵を見るのが段々、嫌になった。
うちの人が折角プレゼントしてくれた絵具でなかなか良い色を出せない事に苛立ったり、揚げた絵に中々いいねが付かない事も辛かった。
上手じゃないからいいねをして貰えないのは仕方がない。けれども
「自分は成長している。いい方向に向かっている。」
そう感じ取れるものが欲しかった。
この時もフォロワーさんが数名。
みんなお絵描き初心者で描いた絵を揚げていた。
しかし絵を描くのは時間がかかる。
それは相手も同じで誰も新しい絵を揚げない時間が流れた。
この時も好きなキャラをかっこ良く描きたかったが為に、自らハードルを高くしていたと思う。
暫くすると時間があっても絵を描けないという状況が訪れた。
下手な絵を揚げてもどうせ誰も見てくれないと思ったし、何事も上達するには時間がかかると頭では分かっていても、自分でも手応えを感じる事ができず相手からのリアクションも無い、となると気持ちが萎えてしまい続かなかった。
目的も見失ったことでまたアカウントを閉じた。
【次回予告】
次はもうちょいハッピーな話